矛盾の追求

2016年01月23日 13:15

普通、崩しは相手との接触点を通じて行います。


接触しないで崩す方法も有るかとは思いますが、私の能力を超えていますので除外します。


突き、蹴り、抱きつき等も含めて、接触の仕方には大きく分けて四つの場合が考えられると思います。


すなわち、掴む、掴まれる、触れる、触れられるの四つです。


型稽古の内容も、おおむねこの四つの形態から成り立っています。


相手を掴んでも、相手から掴まれても、触れても、触れられても崩せるように稽古します。


オレは、相手を掴んだらどんな人でも崩すことができる。


タシは、相手から掴まれたらどんな人でも崩すことができる。


この二人がお互いに掴み、掴まれたらどうなるか。


多分、技量の上の方が勝つとは思いますが・・・・・・・


合氣の稽古は、矛盾の追求だと思います。