稽古内容

当会の稽古内容について紹介します。


当会の稽古の目的は、武道でも、武術でも、護身術でも、格闘技でもありません。


当会は、合氣という技術の研究・修得に特化した稽古会です。


合氣が上達しても戦いが強くはなりません。


合氣の技術と戦いの技術は全く別の物です。


ただ全く別の技術ではあるのですが、戦いの技術を有する人が合氣の技術を修得したら、戦いの能力が格段に向上するのは間違いないと思います。


これは戦いの技術に限らず、その他諸々の技術についても言えると思います。


閑話休題


当会の稽古には「基本稽古」と「基本技の稽古」があります。


全て型稽古です。


いずれの稽古も立った状態と座った状態で行います。


1 基本稽古について


基本稽古は主に基本技の割稽古です。


内容としては


掴んで動かす

掴まれて動かす

触れて動かす

触れられて動かす


の四つです。


動かす方向は、上下、左右、前後の六方向です。


動かす方向を決めて行います。


右に動かすと見せかけて左とか、上とか、前に動かすというようなことはやりません。


たとえば、お互いに正対して正座し、相手が差し出した腕の手首を掴んで左右に動かすだけという稽古をします。


左右が出来たら、同様に上下、前後も稽古します。


一般的な型稽古との違いは、動かされる側が真面目に抵抗することです。


真面目に抵抗されたら、自分より力が弱い人なら動かせる可能性がありますが、自分よりも力が強い人の場合は、動かせる可能性はほぼゼロになります。


自分より力が強い人を動かすには、相手の防衛システムが作動しないように接触し、相手の防衛システムが作動しないように動かすことが必要です。


まるで雲を掴むような技術ですので、体現できる人から手を取ってもらわないと、どんなものか想像もつかないと思います。


基本稽古は極めてシンプル・単純ですが、簡単ではありません。


基本稽古がある程度出来ないと、基本技の稽古をしても稽古になりませんので、当会では基本稽古を重視して稽古を行っています。


基本稽古・基本技の稽古、いずれの稽古も技をかけられる側が(受け)が指導者となり、技術を伝授します。


2 基本技の稽古について


基本技の稽古は、相手の攻撃に対処する稽古です。


具体的には、相手が打ってきたり、突いてきたり、掴んできた場合に対処する稽古です。


基本稽古に比べて手順が多く、相手が攻撃してくることもあり難度はかなり高くなります。


様々な状況の基本技を稽古することにより、どんな体勢でも合氣の技術を発揮できる身体作りを目指します。


基本技の稽古も、あくまでも合氣という技術の向上を目的としたものであり、戦いの技術を目的とするものではありません。