きのうのすごいを、あしたのふつうに

2018年07月21日 22:46

「きのうのすごいを、あしたのふつうに」


新幹線の車内広告で見かけたキャッチコピーです。


昨日はすごいと思った技を、明日にはふつうに思えるようにする。


合氣に限らず、技術の修得を目指している人には、ぴったりの言葉ではないでしょうか。


すごいとかふつうとか思うレベルは人によって様々です。


私がすごいと思うことを、ふつうだと思う人もいるでしょう。


反対に、私がふつうだと思うことを、すごいと思う人もいるでしょう。


自分にとってのふつうのレベルが上昇し続けることを、進歩あるいは深化というのかもしれません。


こう考えると、日々の稽古の目的は、自分がすごいと思う事を、ふつうのことにするためと言えるかもしれません。


「きのうのすごいを、あしたのふつうに」


稽古のたびに思い出したい言葉です。