氣の力を求めて その9

2015年09月16日 21:50

「宇宙人がやって来て、氣の力が分かる光線をピッと照射してくれないかな~」とか

「フロッピーディスク(昔はフロッピーでした)を頭に差し込んだら、たちどころに氣の力が分かるようにならないかな~」

といった妄想と闘いながら、ひたすら立禅を続けたものです。

基本功の稽古に明け暮れた三年弱が経過して、ようやく少し立ててきたと師範に認められ、いよいよ技の稽古を始めようかという頃でした。

残念ながら私の仕事の関係で、やむなくその地を離れなければならなくなったのです。

平成五年八月のことです。

次の勤務地は、道場に通うには遠すぎました。

そのため、不本意ながら道場での稽古は止めざるを得ませんでした。

したがってこの武術に関しては、基本功だけしかやっておりませんが、立つ、歩く、身体を動かすことに関して多くのことを学びました。

その後も、武術の師を求める旅は続きましたが、平成十七年四月に大東流合気柔術に出会うまで、彼の地を離れてから十二年近くの歳月が流れていました。


つづく