氣の力を求めて その8

2015年09月14日 14:35

稽古では、立禅、練功法、歩法のそれぞれについて、姿勢の細かい修正や、意念の用い方についての具体的な指導がありました。

よく分かった指導者から指導を受けずに立禅等を我流でやった場合、持久力をつけるための単なる筋力トレーニングになる恐れがあると思います。


稽古中に私がしっかり立てているか、動けているか、歩けているかを師範が私の身体に触れて検証します。

最初の頃は、師範に触れられると、自分の身体がまるで軽い風船になったようで、情けないくらい簡単に崩されていました。

また、立禅中に、検証のため師範が近づいただけで、自分が不安定になるような気がして不思議だったのですが、最近になってようやくその謎が解けました。

不安定になるのは単なる氣のせいではなく、師範の強力な氣の身体から発せられる氣の力によって、本当に崩されていたのです。


道場での稽古は、週に一回から二回、一回の稽古時間は三時間ほどでしたが、何としても氣の力を身に付けたいと思い、暇を見つけては、基本功の稽古に励んだものでした。


つづく