氣の力を求めて その10

2015年09月18日 14:35

本物の氣の力を持った師範の道場に入門し、氣の力を得るための稽古を始めてから、早二十五年が経過しました。

その間、武術ではありませんが、身体と心のことに関して超能力者ではないかと思うくらいの驚くべき能力を持った方の教えを受ける機会も有りました。

もっともレベルが高すぎて、教わった事の百分の一も理解できませんでしたが、合気について考える上で非常に参考になっています。

このような経験を通じて、氣の力・合気に対する理解も少しは進んだように思います。


氣の力・合気とは何かが分からない状態というのは、水泳に例えると、まだ水に浮かぶことが出来ない状態に似ています。

まずは、溺れずに浮かぶようになることが先決です。

水に浮かぶことが出来るようになって初めて、泳法の練習が始められるように、氣の力・合気とは何かが分かって初めて、氣の力・合気の稽古に入れるのではないでしょうか。

現在の私のレベルは、水泳でいえばやっと溺れずに犬かきが出来るようになった程度だと考えています。

しかし、いったん泳げるようになりさえすれば、あとはクロールでもバタフライでもその技術を身につけさらに向上させるのは自分の努力次第で出来ると思います。

氣の力・合気の修得には、対人稽古が必須の要件です。

ありがたいことに、私には一緒に合気修得を目指す熱心な会員の方々がおられます。

教えることは学ぶこと、という言葉がありますが、会員の方々と稽古をしていると本当にこの言葉を実感します。

当会では、わたしは一応指導者ですが、本当は私が一番教えてもらっているのではないかと感じています。

我以外皆我師という言葉を心にとめて、今後とも稽古に精進したいと思います。


つづく