合気とは何か

2017年07月02日 13:17

合気とは何かということは、合気修得を目指す人にとっては関心の高い事柄だと思います。


合気の定義は、それぞれの組織・団体によって様々です。

その内容も、技術としてとらえているところ、精神的なものとしてとらえているところ等、統一されたものは何もありません。


松坂慶子さんの「愛の水中花」のごとく、これも愛、あれも愛、たぶん愛、きっと愛 ♪♪ ではありませんが、おそらく道場の数だけ合気の定義があるのではないでしょうか。


古賀師範から見たら児戯に等しい私のレベルでも、私が会員の方を転ばせて「これが当会の合気です。」と言ったらそれが合気として通用します。

どれが正しいとか、間違いとか、良いとか悪いとかいうものではありません。

ペンとかリンゴとかと違って、実体のないものですから仕方のないことです。

みんなちがって、みんないい のだと思います。


前回のブログで、私は光道の合気修得を目指していると書きました。

では光道の合気とは何か?


「合気の極み」には、「合気をつかんだら、どんなに力の強い人が攻撃してきても、その力をみんな奪い取ることができる。」と書いてあります。

私は力は強くありませんが、師範との稽古では常に力を奪い取られて投げられています。

先日の稽古の折、私は師範に聞いてみました。


「私は常に力を奪い取られているが、これは合気に非ずや?」

師範曰く「身体を動かして相手を投げるのは合気・気に非ず、それは全て柔術なり。合気・気とは自分は全く動かずに相手を崩して投げることなり。」

そして、ただちに柔術と、合気・気の違いを体験することができました。


合気と気の違いは、合気は気に比べて鋼(はがね)の強さがあるということです。


今の私には、その中身は全く分かりませんが、現象として見ることができるという事が分かったことだけでもありがたいことでした。