もうすぐ一年

2017年05月07日 15:05

昨年の六月、光道本部に入門してからもうすぐ一年になります。


昨年五月の連休明けに師範の技を見学・体験し、そのあまりの凄まじさに茫然としたことがつい昨日のことのようです。


本部のホームページには、「たんに筋肉を緩めて使わなくするのではなく、光道に受け継がれた独自の方法で気を体験し、気の身体を造り上げていく稽古を行います。」とありますが、まさにその通りだと思います。

稽古自体は、気の身体を造るために特化したもので、それほど激しいものではなく、また痛みを感じることも無く、老若男女誰にでもできるものです。


稽古の度に今まで経験した事のない感覚で崩され、気を体験することが出来ます。

またその方法も、私自身今までに人から聞いたり、書物やネット等で見たこともない独自のものです。

どんな理論でも、言うだけなら誰でも言えるのですが、師範はそれをこともなげに体現します。

何度でも体験できます。


しかし、手取り足取り細かく指導されても、なかなかできるようにはなりません。

稽古の後は、ほぼ同時期に入門した稽古仲間のKさんと「どげんしたら、あんなにできるようになるとー」とブツブツ言いながら帰るのが日課になっています。

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会員の方から

「上達するにはどうしたらいいですか。」と聞かれると

「錬磨を重ねるしかありません。」と偉そうに言っていますが、本当に上達の特効薬はないものかと思ってしまいます。


しかし、こんな横着な考えが浮かぶ度に、太気拳創始者 澤井健一先生の言葉を思い出します。


「武道とは、結局は長い時間をかけて技を納得しながら練り上げていくもので、いかなる合理性や科学的な理屈を持ってきても、武の本質は体得できない。その本質に迫ろうとすれば、そこには、進歩した方法とか、古い方法とか、理屈で解決できるものは何もない。ただ、ひたすら自分のすべてを投げうって「気」を養成し「身体」を練る以外に方法はないのである。」


一年の節目を迎えて、また新たな気持ちで稽古に臨みたいと思います。