稽古方法

稽古方法等について簡単に説明します。


稽古は二人一組で行い、交代で基本技をかけ合います。


いわゆる型稽古です。


基本的に私と毎回10分から15分間稽古します。


その他の時間は参加者同士で稽古します。


技を掛ける人を「取り」、技を掛けられる人を「受け」と呼びます。


各流派、道場によって稽古方法は様々でしょうが、当会に於いては「受け」が指導者となります。


私と稽古する場合は、まず私が「取り」として「受け」に技を掛け、崩されて倒される感覚を体験してもらいます。


これを何回か繰り返した後、「取り」と「受け」を交代し、「受け」である私に対して技を掛ける稽古をします。


基本技は極めてシンプルですので、手順は2,3回やれば覚える事が出来ます。


しかし、手順はすぐに覚える事が出来るのですが、「受け」が正しく攻撃すると本当に倒すことは容易ではありません。


そこで「受け」を倒せない原因は何か、どうすれば倒せるのかを伝授します。


色々な基本技を稽古する事により、様々な状況に応じた意識と身体の使い方を学んでいきます。


そして、「取り」の上達に応じて「受け」が技のハードルを高くしていきます。


つまり、身体と意識が、より精妙に使えないと技にかからないようにするのです。


したがって、当会に於いてはどれだけ稽古しても、オレは出来るようになったと慢心することはありません。


私と稽古する時以外は、他の人と稽古するのですが、基本技の稽古は勝負ではなく、あくまでも「気の身体」造りと、感覚を磨き、動きの質を変え、合気を修得するためのものだということを認識してもらいたいと思います。


一つ頭において頂きたいのは、私との稽古によって技が掛かるようになっても、それは一時的なもので、永続するものではないということです。


稽古相手が変わったり、時間がたつとすぐに出来なくなります。


本当にガックリきます。


稽古は、この出来る出来ないの繰り返しであるということを承知した上で、稽古に臨んで頂きたいと思います。


そして稽古を続けるうちに、だんだんと感覚が分かり、技が掛かるようになってきます。